JR北海道が、札幌~函館まで小樽経由(通称:山線)で毎年9月に運行する特急「ニセコ」号。2021年の夏は、「ノースレインボーエクスプレス」車両で運行。その「ノースレインボーエクスプレス」を「ニセコ号」とともに当ページでご紹介します。

特急ニセコ号 運転日・運転時刻
運転日:2021年9月4日~6日・9日~20日・23日
運転時刻

特急「ニセコ号」で運転される「ノースレインボーエクスプレス」とは?

JR北海道が1992年より運用を開始しているリゾート特急車両。通常は臨時列車で使用され、ときに「フラノラベンダーエクスプレス」や「流氷特急オホーツクの風」などでも運用されたが、2020年度末に引退予定…でしたが検査され、引退をひとまずは免れた車両。
原型のキハ183が老朽化ゆえ、部品をうまく融通して検査・更新されたと思われますが、2021年の夏に「ノースレインボーエクスプレス」にて北海道の地に帰ってきました。
車両情報については、姉妹サイトより引用してご紹介します。
外観


ハイデッカー構造になっており、北海道の雄大な景色を楽しむことができるようになっています。

車両には、ロゴもあしらわれています。

臨時列車設定のたびにシールが貼られるJR北海道はちょっと拘りどころが凄いです。
車内




ハイデッカー構造で、天井付近にまで窓が配置されています。

札幌~網走間の「流氷特急オホーツクの風」で運転のときは、この液晶テレビで映画などが流されているようです。


座席は、時代を感じる肉厚のリクライニングシートが並んでいます。

座席には、オーディオ設備がついていますが、今現在では使用されているような雰囲気はありません。

強引に流せるような放送設備も客室内にありました。

先頭車両最前列だと、前面展望が楽しめます。

車内には、LED式の情報装置が備え付けられており、次の駅等の案内があります。
3号車・ラウンジ

3号車には、自由に寛げる「ラウンジ」があります。

特に車内販売があるわけではありませんが、のんびりとくつろぐことができます。
お手洗い

洋式トイレが設置されています。

手洗いとハンドドライヤーが設置されていますが、ハンドドライヤーは新型コロナウイルスの影響で停止されています。
運転台

先頭車両には、運転台が設置されていますが、ちょっと古さを感じさせる運転台です。
座席表


特急「ニセコ号」で運行時は、函館行きの先頭は5号車、札幌行きの先頭車は1号車で、指定席は1・4・5号車、自由席は2・3号車です。